足立政調会長が選挙公約とは真逆の増税議論 日本維新の会が「第2の民主党」と呼ばれる日
<先の総選挙で日本維新の会に投票下さった皆さま、維新が公約を反故にする、増税する、等は、全てデマです。>(2022/1/14)
日本維新の会国会議員団の政調会長・足立康史氏(56)はツイッターでこうつぶやいたが、信じることは相当難しい状況だ。
先の衆院選挙で大躍進した維新は、選挙期間中、減税と規制改革・行政改革によって経済成長をしていくと有権者に示してきた。このことは、選挙公約であるマニュフェストに「増税(停滞)vs 減税(維新)」とも掲げられた。音喜多駿衆議院議員もそのことを認めている。
しかし、維新は、フルオープンと主張する政調会(実際に議員同士が衝突するとすぐに「クローズド」になる)では、毎週のように増税の議論が活発に行われており、「ネット減税」(一部に増税することがあっても、税金を全体として減税する)を主張する議員たちを、足立氏が次々と論破しようと試みているのだ。
冒頭に紹介したツイッターでは、あたかも選挙公約通りに減税をするのかと思いきや、実際は全く逆の議論が行われている。一時的に減税することがあっても、最終的には増税になる、と。