松井守男
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松井守男画家

1942年、豊橋生まれ。武蔵野美術大学を卒業と同時にフランスに渡る。パリを拠点に制作活動を始め、アカデミー・ジュリアンやパリ国立美術学校に学び、またピカソと過ごす時間の中で大きな影響を受ける。2000年にフランス政府から芸術文化勲章、03年には最も栄誉ある勲章レジオンドヌールを受章。著書に「夕日が青く見えた日」(フローラル出版)がある。

ピカソはよく言っていた「人間はそんなに変わらない。大事なのは環境なんだ」

公開日: 更新日:
コルシカ島の自宅で(本人提供)

 昨年12月、松井氏はフランスへと戻った。実に1年半もの間、日本に長逗留したことになる。「こんなに長い間、日本に滞在したのは渡仏して以来はじめてのこと」と笑うが、「ずっと置き去りにしていた母国・日本と向き合うことができ、とても有意義だった」と続ける。

「日本に滞在している間…

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