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大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【未来のそのまた未来】「タイムマシン」に描かれた格差のディストピアの暗澹

公開日: 更新日:

 かつて未来を描くSF小説において一大テーマだったロボットや人工知能(AI)は、いまやどんどん実用化されている。しかし、きっと人類の終焉まで実用化しないだろう、というSFのテーマもあって、「時間旅行」などはそのひとつだろう。

 H・G・ウェルズの「タイムマシン」は、〈時間を… 

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