M7級の巨大地震が“地盤ユルユル”大阪万博を直撃懸念…太平洋プレート活発化の不気味

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「とうとう来たか」──。早朝の大きな揺れにそう思った人もいたのではないか。11日、千葉県南部を襲った地震(M5.2)は、木更津市で震度5強を観測。東京都心を含む広い範囲で揺れた。震源が内陸の場合、M5程度の地震でも揺れは激しい。

 実は、この地震の約3時間前、南太平洋トンガ北部ニウアトプタプ島沖でM7.6の大きな地震があった。「千葉の地震とは無関係ではない」と言うのは立命館大環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏だ。こう続けた。

「千葉とトンガ沖の2つの地震は共に太平洋プレートが動いたことによるものです。千葉の地震は太平洋プレートがフィリピン海プレートを押したのが原因。先日の能登半島の地震も、北陸周辺で交じり合う北米プレートとユーラシアプレートに、太平洋プレートが圧力をかけて起きています。ここ数年、太平洋プレートは非常に活発になっており、世界各地を揺らしています」

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