最終レースまで4連チャン! 宮島口の老舗「うえの」で穴子の蒲焼き
山陽路(下)
3月17日、宮島ボートの「週刊大衆杯」6日間開催の4日目。
4Rで人気の①松浦博人が着外、シリーズ優勝候補の⑤山口剛が3着で万シュウ、続く5Rも人気の①秋山広一が4着、⑤杉山貴博のマクリ差し決着で3連単は2万円近い。万シュウ2連チャン。
現地入りしていた「週刊大衆」の担当のHさんによれば「今日は荒れてます」。その隣ではタレントのグランジ大さんがボートレース宮島公式YouTube番組「ブッちぎりィ!!」の配信をやっていた。1週間前、多摩川ボートに出かけた際も大さんはYouTubeをやっていて絶好調だったが、この日はさすがに苦戦している様子だった。
宮島ボートの水面はもちろん海水。最大4メートル程度、潮位差がある。この日の干潮は13時ごろだが、微風で波も穏やかなボート日和である。
4日目は5日目の準優戦を懸けた得点率争いの最終決戦なので、選手の目の色が変わるが、こちらも得点率を考えながらまなじりを決する。宮島ボートに着いて締め切り間際で買った3Rはドボン、6Rから仕切り直しだ。
6R。好調⑤大上卓人から買い、2着④菅沼佳昭がない。7Rは勝った①菅野はやかを2着で狙ってドボン、8Rは2万円の万シュウでドボン。ドボン連チャン! 焦りの色を濃くする。
■場内で「勝海舟よくばりうどん」
気を取り直すにはやはり何か食べることだ。広島は言わずもがな、牡蠣の産地だが、過去4回も牡蠣にあたって、この世に牡蠣は存在しないことになっているので、牡蠣ものはNG。4階にある「勝海舟」へ。ここの「勝海舟よくばりうどん」(800円=写真)。魚のすり身とタマネギ、唐辛子、ニンニクをまぜて揚げた「がんす」と秘伝の味付けの牛肉、天ぷらのトリプルのせの豪華版だ。ついでにがんすを単品でお願いする。ねっとりした歯ごたえある食べ物だった。
9R。準優への想定ボーダーは6~6点台前半で推移。①森晋太郎は準優圏外だが、それでもインなら逃げが決まる。迷わず①から。1番人気だけど、3連単①③④760円をゲット。10Rはこの日の1走目が5着だった①三角哲男にとって負けられない一戦。①②④1870円をゲット。11Rは1着条件の①郷原章平から。①③②決着、配当は2番人気の710円をゲット。