著者のコラム一覧
奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「本当は危ない国産食品 」(新潮新書)がある。

1時間煮込んだ「野菜スープ」で便秘体質が改善 運動で腸を刺激すれば相乗効果も

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食物繊維、でんぷん、セルロースなどが善玉菌のエサになる

 ただ毎日となると、手間もかかって大変だ。そこで1週間分ぐらいをまとめて作ってしまう。2、3回作れば、1週間分の量はどれくらいかわかるだろう。1回に食べる量はだいたいスープカップに1杯だ。

 これを朝食の時に食べる。食べる量も適当で、自分の好みに合わせればいい。すべて適当である。肝心なことは野菜を煮ることだけである。あっさりしすぎていれば、コンソメなどで好みの味付けにしてもいい。これを毎朝飲み続けたところ、確かに便通がよくなったのだが、スッキリというほどでもない。残量感があるのだ。

 そのことを教授に相談すると、「何か運動している?」と言われた。私が「動くのは嫌いで」と言うと、笑いながら「それじゃだめだね。私は最低でも30分は自転車で走っている」と言われた。それ以来、私は毎日30分以上、速歩で歩くようにしたが、おかげでこのスープ+運動で、現在まで6年以上は便秘をしたことがない。

 なぜ私の便秘が解消したかといえば、野菜に含まれる食物繊維、でんぷん、セルロースなどが腸内の善玉菌のエサとなって増えたからだ。

 生の野菜ではエサにならない。加熱することで多糖類を溶かさないとエサにならないのである。さらに運動することで腸の蠕動運動を刺激したからである。ちなみに肉は悪玉菌を増やすので、ほどほどにしないと便秘になりやすい。 (つづく)

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