「アピックスインターナショナル」家電後発メーカーなのに選ばれるワケ

公開日: 更新日:

 このシーズンによく見かけるしずく形の加湿器。これを日本で初めて販売したのが、大阪に本社を構えるアピックスインターナショナルだ。2008年の販売開始以来、デザイン性の良さなどから累計360万台を売り上げる人気シリーズとなっている。流線形のしずく形(ティアドロップ)は高級宝飾のティファニーなどでよく採用されるデザインで、四角張った家電にはほとんどないタイプだった。

 一方、同社は暖房機から電気湯たんぽまで販売しているが、真冬でも屋内でコレひとつで寒さをしのげる暖房器具がある。それが「フット・ソール・ヒーター」だ。いわゆる足裏暖房である。

「空間を温めるものではないので、一般的にはエアコンの設定温度を下げて補助暖房に使ってもらうことをお勧めします」(同社担当者)

 100ワットと超省エネなため、節電にはうってつけ。上着を着こめば、エアコンも不要だ。

 節電家電といえば、レトルト食品を簡単に温められる「レトルト亭」もある。お湯・ガス・ラップを使わず、湯煎対応のレトルト食品を温めることができるスグレモノ。消費電力は200ワットで、1回あたりの電気代は1円未満。ガスによる湯煎と比べてCO2も約82%削減できる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」