著者のコラム一覧
鎌田實医師・作家

医師で作家の76歳。東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、地域包括ケアの先駆けに。チェルノブイリ、イラク、ウクライナへの国際医療支援、全国被災地支援にも力を注ぐ。現在、諏訪中央病院名誉院長。「がんばらない」「鎌田式健康手抜きごはん」(集英社)、「医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操」(アスコム)など著書多数。

65歳を過ぎたらラーメン屋に行ったりかつ丼を食べるのも大切

公開日: 更新日:

「僕はおいしいものを食べた人の勝ちだと思っているんです。65歳以上は特に、ちょっと肥満な人の方が長生きをしていますし」

 こう言うのは医師で作家の鎌田實さんだ。

「ラーメン、かつ丼、とんかつなども食べた方がいい。40~65歳くらいまでは肥満がメタボになっていろいろな問題を抱えていくんだけれども、65歳になると少し痩せている人の方が70、75歳でよぼよぼになり、歩くことができなくなってしまう。肥満パラドックスというのがあるんです。僕の健康法は病気の1つや2つあってもいい。例えば高血糖とか高血圧とかね。それでも90歳を過ぎてもピンピン元気に日帰り温泉やレストラン、コンサート、旅行に行けるのであれば、多少、肥満であってもいいじゃないかと思うんです」

 鎌田さんは7年前から、佐賀を健康県にすべく活動している。医療費が高い問題を抱え、肝臓がんの多い地域だったからだ。食事の見直し、適度の運動、生活習慣の改善などを訴えてきた結果、2020年に佐賀県の女性健康寿命は85.2歳となり、長野県、大分県と並ぶ全国1位に。かつて脳卒中の死亡率が秋田に次ぐ2位だった長野は、鎌田さんが50年前に東京から移って健康づくり運動に取り組み、平均寿命日本一になった場所でもある。2つの地域で結果を出した鎌田さんは「食事の注意がかなり効果を生んだように思う」という。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に