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植草美幸恋愛・婚活アドバイザー

恋愛・婚活アドバイザー。1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数 も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみ氏との共著、青春出版社)、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。

条件は完璧でも生理的にムリ「クチャラー男」は目を瞑るべきか?

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 誠実で年収も高く会話も弾む。見た目も好みだけれど、食事中に大口を開けてクチャクチャ音を立てているのが受け入れられない──。「生理的にNO」を突きつけられる男性は少なくありません。

 38歳で年収1600万円の大手会社員のAさんは、清潔感がある見た目に優しい性格で、プロフィールの経歴上、お見合いの申し込みは殺到していましたが、成婚までにたいへん苦労しました。食事デートをした50人中10人が、"真剣交際お断り"の一番の理由として指摘したのが、「大皿のパスタのスープをスプーンで掬わずに皿を持ち上げて飲んでいた」「和食でテーブルに肩肘を付いて、皿を箸で手前に寄せていた」というものでした。染みついた行儀の悪さで、振られ続けていたのです。Aさんに伝えると、一人っ子で親に甘やかされて育って、これまで行儀が悪いと怒られたことがなかったと話していました。

 実際、会員さんのデート後の報告で、お断りの理由として多いのが、食べ方の問題。会ってみて話が弾まなかったことよりも、生理的嫌悪感を抱くクセは、生活を共にする結婚相手としてはマイナスです。マナーは、その人の生き方による「文化」で、結婚となれば両家の挨拶、友人への紹介、冠婚葬祭など、パートナーが恥ずかしい振る舞いをすれば自分の評価として返ってきます。とても、重要なチェック項目なのです。

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