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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さま「東大進学」のための「渋渋」入学計画が消えたのは…小室圭さんの母に金銭問題浮上

公開日: 更新日:

 筑波大付属高校2年の悠仁さまの進学先の第1候補とみられている推薦入学による東大。秋篠宮家が東大を意識しだしたのは「悠仁さまがお茶の水女子大付属小学校5年の時」(宮内庁担当記者)といわれている。中高一貫の進学校・渋谷教育学園渋谷(渋渋)の文化祭に悠仁さまがお忍びで姿を見せたのは2017年9月だった。

「突然来られたわけではなく、事前に連絡があって実現した。田村哲夫理事長も積極的に対応していた」と同校の関係者は話す。東大が浮上したのは渋渋が推薦入試に強い学校だからだ。悠仁さまが渋渋を訪れた時点では東大が制度を導入してまだ2年しか経っていなかったが、16年度は推薦入学全77人中1人、17年度は71人中2人が同校から合格。その後もコンスタントに合格者を送り込み、東大推薦では全高校中トップの実績を残している。

 渋渋に入学し、東大を目指すとの見方が有力視されるようになったが、このプランは実現しなかった。それどころではない大きな問題が秋篠宮家で起きていたのだ。長女・眞子さんの婚約会見から3カ月後の17年12月、現夫・小室圭さんの母の金銭トラブルが発覚し、以降その対応に追われる。婚約の歓迎ムードはすっかり消え、バッシングが秋篠宮家にまで及ぶことになった。18年2月には結婚延期が発表された。

「この騒動のとばっちりを受けることになったのが悠仁さまです。いろいろシミュレーションしていた進学計画がすべて吹き飛んでしまった」と話すのは宮内庁OBだ。

「お茶大付属は男子は中学までしか在学できないため、中高一貫校に絞って検討していた。そのうちのひとつが渋渋だったわけです」

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