極寒のヒマラヤでヨガ…インドを中心に拡散された動画はフェイクじゃなかった!

公開日: 更新日:

 フェイク動画を簡単にAIで生成できる時代を象徴するような騒ぎだ。

 先日、極寒のヒマラヤでヨガ行者が雪と氷に覆われた状態で深く瞑想している動画がインドを中心にネットで拡散。

 凍死してもおかしくない状況に見えるので、「どうせAIで作ったニセモノだろ」との指摘が出る一方、「いや、本物のヨガ行者なら可能だ」と擁護する意見も出て、その真贋が激しい論争に。複数のインドの主要メディアが大きく報じる騒ぎとなった。

 これを受け、インドのヒマラヤ系ヨガの団体「カウランタク・ピース」が声明を発表し、動画は本物だとして詳細を明らかにした。

 説明によると、このヨガ行者は同団体と関係が深いサティエンドラ・ナスさん。2月初旬に弟子とともに北部のセラジ渓谷というヒマラヤ山中で修行を行った際のひとコマだそうで、山の上で瞑想中だった師に吹雪が近づいていることを知らせに行った弟子が撮影したという。

 弟子の1人によると、サティエンドラさんは過去22年間、ヒマラヤでヨガの修行を積んでおり、極寒の中での瞑想は珍しいことではないという。

 それにしても、なぜ低体温症で凍死しないのか……改めてヨガの奇跡的パワーにビックリ!

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋