世界最南端の「ペンギン郵便局」で働きませんか? 英国の慈善団体がユニークな求人広告

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 英国の慈善団体「南極文化遺産トラスト」が公式インスタグラムにユニークな求人広告(写真)を出し、話題になっている。

 募集しているのは、南極近くのグディエ島にある英国の観測基地ポート・ロックロイ内にある「ペンギン郵便局」のスタッフ3人。

 応募できるのは英国民だけで、職務内容は、郵便物の仕分け、ギフトショップの運営、設備の管理など。さらにポート・ロックロイに生息する約1500羽のジェンツーペンギンの数を確認するのも重要任務だ。

 この世界最南端の郵便局は、意外にも年間8万通もの手紙やはがきを処理している。夏の間、多くのクルーズ客で賑わい、郵便局を利用するという。

 採用者は英国で2カ月ほどの研修を受けた後、夏季の2024年11月から25年3月まで勤務する。電話やネットはつながらないし、住居は他のスタッフと相部屋。トイレはなくバケツで用を足し、風呂・シャワーはクルーズ船に招待される時だけ。また堆積したペンギンの排せつ物がとっても臭いらしい。

 同団体は、一般的な人には過酷な環境だが、適切なスキルと経験があれば「この地球に関する画期的な発見を行った先駆者たちと同じように、感動と驚きに満ちた環境で生活するユニークな機会が得られる」とアピールしている。

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