老いた愛犬が死ぬ前にキューピッドに…飼い主の米国人女性がパイロットと交際を始めたワケ

公開日: 更新日:

 米国人女性のアドリ・ペンドルトンさん(29)は昨年破局するまでの6年間、恋人、それに2匹の愛犬とオランダのアムステルダムで一緒に暮らしていた。

 恋人と別れた後、故郷のカリフォルニア州レディングに帰ろうとしたが、ひとつ大問題が。愛犬の1匹、ボーダーコリーの「ネリー」が高齢(15歳)と持病のため、旅客機の貨物室に乗せて運ぶのが危険だったということ。しかし、大きな犬を旅客と一緒に乗せてくれる航空会社はなかった。

 そこでSNSやクラファンで事情を説明し、プライベートジェットに乗る資金を集めようとしたところ……ドイツ人パイロットのニクラス・シュトエテラウさんから「近くニュージャージー州に行く仕事が入ってます。そこまでなら超低価格で乗せてあげるよ」というオファーが。

 メッセージをやりとりしてニクラスさんが誠実な人だと確信したアドリさんは今年1月、ミラノの空港で落ち合い、ニクラスさんに同州ニューアークまで、自身と愛犬2匹を連れて行ってもらった。

 この旅をきっかけに2人は意気投合。遠距離恋愛ながら交際を始めた。

 しかし悲しいことに、ネリーは帰国して約1カ月後に死んでしまったそうだ。

 アドリさんは「ネリーが最後に新しい恋人とのキューピッドになってくれました」と涙ながらに語った。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも