愛知・東郷町ハラスメント町長ようやく辞職願…会見で見せた薄ら笑いと“小学生並み”の言い訳がポンコツすぎる

公開日: 更新日:

 セクハラ発言も下品極まりない。

<いつ、巨乳になって帰ってくるの?><たとえば旦那さんとエッチなことをしているときに期待しているところじゃないところを触られるってことない? そこじゃない、そこじゃない、って思うでしょ>

「巨乳」発言については、「当該職員とはフランクな関係と考えていたために、冗談で発言をしてしまった」と釈明し、「当該女性も笑っていた」と弁解したが、勝手に「フランクな関係」と思い込むとは勘違いもはなはだしい。何より笑わざるを得ない空気をつくり出したのは、町長本人だ。

■自らの発言を条例制定の参考にと提言

 町長は「退任会見」で第三者委が認定したハラスメントと、自身が考える「認定」に違いがあるのか問われると、「まったくないわけではないが、それを話すと委員会の先生に対し、失礼にあたる」と言いながら、「少なくとも複数件については、そういう認識を持っている」と納得いかない様子。

 それなのに「この資料(報告書)を、町や役場や町全体におけるハラスメント防止条例をつくる際の題材に使っていただけたらと思う」と提案した。

 多くの職員が5年間にわたり、精神的苦痛をこうむったというのに、その数々の問題発言を参考にしろとは、三流町長につけるクスリはない。

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