愛知・東郷町ハラスメント町長ようやく辞職願…会見で見せた薄ら笑いと“小学生並み”の言い訳がポンコツすぎる

公開日: 更新日:

 セクハラ発言も下品極まりない。

<いつ、巨乳になって帰ってくるの?><たとえば旦那さんとエッチなことをしているときに期待しているところじゃないところを触られるってことない? そこじゃない、そこじゃない、って思うでしょ>

「巨乳」発言については、「当該職員とはフランクな関係と考えていたために、冗談で発言をしてしまった」と釈明し、「当該女性も笑っていた」と弁解したが、勝手に「フランクな関係」と思い込むとは勘違いもはなはだしい。何より笑わざるを得ない空気をつくり出したのは、町長本人だ。

■自らの発言を条例制定の参考にと提言

 町長は「退任会見」で第三者委が認定したハラスメントと、自身が考える「認定」に違いがあるのか問われると、「まったくないわけではないが、それを話すと委員会の先生に対し、失礼にあたる」と言いながら、「少なくとも複数件については、そういう認識を持っている」と納得いかない様子。

 それなのに「この資料(報告書)を、町や役場や町全体におけるハラスメント防止条例をつくる際の題材に使っていただけたらと思う」と提案した。

 多くの職員が5年間にわたり、精神的苦痛をこうむったというのに、その数々の問題発言を参考にしろとは、三流町長につけるクスリはない。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり