米カリフォルニア州で潮干狩り 子供たちがハマグリ72個拾ったら罰金1400万円!

公開日: 更新日:

 米カリフォルニア州では、潮干狩りで小さなハマグリを採ることが厳しく規制されている。が、この罰金の額にはビックリ仰天だ。

 同州フレズノに住むシャーロット・ラスさんは昨年11月、5人の子供を連れて同州ピズモビーチに遊びに行った。

 子供たちは海岸で貝殻集めをしたが、貝殻と砂浜に露出していた生きた貝の区別がつかず、ハマグリを72個拾ってしまった。その結果、現場にいた同州魚類野生生物局の職員から「許可証なしの漁獲」と「既定のサイズに達していないハマグリの採取」で罰金切符を切られた。その額はなんと8万8993ドル(約1400万円)!

 さすがにこれはあまりに厳しすぎると、シャーロットさんはサンルイスオビスポ郡裁判所に罰金の減額を嘆願。その結果、罰金は500ドル(約7万8500円)に減らされ、現金ではなく奉仕活動で支払うことが許可された。

「子供たちには良い教訓になった」と言うシャーロットさん、この騒ぎの思い出に貝殻のタトゥーを入れたそうだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」