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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

「俺って本当にツイていない」個人投資家が嘆く…株式市場で起きている“異変”とは?

公開日: 更新日:

「自分だけツイてない」

 そう思うこともあるだろう。

「電車に飛び乗ったら反対方向だった」とか、「お会計456円です」って、ちょっと待って小銭が……、「あっ1円足りない!」とか。

「あっ、カミさんが帰ってきた。裸だけどまあいいか」ってドアを開けたら、「宅配便です!」って、さすがに立ち直れないよな~。

「何で自分だけこんなにツイてないんだろう」

 いま、東京株式市場では同じようなことが起こっている。個人投資家が大好きな小型株(代表的な指数はグロース250)が安値を更新しているからだ。

■TOPIXは好調だが…

 2月の高値から、もう3割も下落。一方、機関投資家が運用の基準としているTOPIX(東証株価指数)は年初来高値圏での推移。特に銀行株とか電力株は絶好調である。なんで、こんなに差がついてしまったのかーー。

 個人投資家の多くは、このような好調な銀行株や電力株は持っていない。もっと値動きの軽い中小型株を持っている。だから、「株価が上がっている」といっても、個人投資家の多くはボロボロ。「俺って本当にツイていない」と思っているのだ。

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