河野デジタル大臣 都議補選の応援演説で聴衆を「やから」と侮蔑発言し《聴衆批判》トレンド入り

公開日: 更新日:

 3日朝、X(旧ツイッター)で《聴衆批判》という言葉がトレンド入りした。

 自民党河野太郎デジタル相(61)が2日に東京・足立区で行った都議補欠選挙の応援演説で、聴衆の男性に向かって「こういう輩(やから)を許してはならない。人がしゃべっているときに大きな声を上げる。選挙にも、国の未来を作ることにも何の役にも立たない」などと叫んだと、読売新聞が報じたためだ。

 近年は選挙演説する候補者の様子を聴衆がスマホ撮影し、SNSなどに投稿するのが一般的だが、読売の記事によると、河野氏は男性が「裏金を説明しろ」などと言っていたことが面白くなかったようだ。

 とはいえ、「輩」とは辞書で「よくない連中」「行儀を知らない人たち」を指す言葉だ。国会議員であり、大臣が主権者である国民を「輩」呼ばわりするのはいかがなものか。

■安倍元首相は「こんな人たちに負けるわけにはいかない」

 思い出されるのが故・安倍晋三首相だろう。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発