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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

居場所を変えてみることも、選択肢の一つに入れてみてほしいのよ。

公開日: 更新日:

『私服警官の可能性がないので安心して引けるし、言葉もわからないからホテルでも話す必要がないからです。(中略)面倒くさい日本人のオッサンよりも全然いいんですよね』(立ちんぼ歴5年のサキさん・仮名20代・記事内の表記より)

 これは7月1日付の『集英社オンライン』、『〈立ちんぼ・新宿に異変〉「ハウマッチ?」新宿の“TACHINBO”が観光名所となって客もグローバル化。「日本人のおっさんよりいい」「私たちにとって格好のカモ」シャワー中に金を抜き取られても“泣き寝入り”する外国人が続出』という記事の中に出てくる、サキさんという方の発言だ。

 なんでも、『外国人男性が提示する金額の相場は、日本人と同じくホテル代別の1.5万円』だという。

 こういったニュース、どんどん増えてきている。もう驚くこともなくなった。切ない。

 路上に立つ女性たちは、学費や少ないお給料では生活をしていけないから、この道を選んだんだろうか。ホストや好きな男に貢いでしまい、なんていうのもよく聞く話だ。

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