晴海フラッグは「都有地9割引」の果てにマネーゲームの舞台と化した

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集中連載(上)

 7日投開票の東京都知事選で「逃げの選挙」を徹底し、小池知事はまんまと3選を果たしたが、2期8年で積み上がった「負のレガシー」からは逃げられない。東京五輪の選手村を改修し、ファミリー向けマンションを整備するはずだった「晴海フラッグ」の問題もその一つだ。

 海の日3連休初日の13日夕、本紙記者が現地を訪れると人影は少ない。敷地の外れにある公園で5、6人の子どもたちが楽しそうに遊んでいるくらいで、驚くほど静かだ。

 今年1月から入居が始まり、2年後にはマンション23棟、5632戸に1万2000人が住む「新たな街」が誕生する触れこみだが、そんな賑わいの気配は感じない。

 複数の住人に話を聞くと「住むには快適」と声をそろえる。「交通の便が心配でしたが、バスの本数が多く、苦になりません」(ある住人)とも。

「ただ、私の実感では入居棟の2~3割の部屋には誰も住んでいない。やはり『あの問題』が影響しているのでしょう」(別の住人)

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