著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

家計を直撃!「令和の米騒動」は人災か

公開日: 更新日:

「あ~、やっとあった」

 5軒目でようやくたどりついたボクのお米。これで夫としての役割を果たすことができる。令和の米騒動。どうしてスーパーにお米がなくなったのか?

 それは昨年の猛暑で不作だったほか、足元の「南海トラフ注意情報」が原因だ。一部の人たちに「備蓄しなければ」という危機感が生まれ、「いらない米」を買いだめしたのである。

「政府が余計なことを言ったからに!」

 まさかこんな事態に陥るとは、誰が想像できただろうか--。

 思い起こせば30年前。「平成の米騒動」というのがあった。あのときは世界的な不作が要因だった。ピナツボ火山の噴火による大量の灰が、イネの成長に必要な太陽光を遮ったのである。

 でも、今回の米騒動は明らかに「人災」だ。日向灘を震源とする大きな地震はあったものの、それをもってして「南海トラフがヤバイ」という話になった。過去に地震予知なんて当たったことがあるのか? 「大本営発表」というのは、恐ろしいものだ。楽しみにしていた海水浴は中止。道後温泉だって、キャンセルの嵐である。人間様はそんなに偉くなったのか?

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意