本当にコメは品薄か? SNSで指摘される「令和の米騒動」のウラにTVメディアの“煽り報道”

公開日: 更新日:

「消費者の立場に立って、コメの流通不足の懸念に対処するよう」

 大型スーパーなどの店頭に並ぶコメが全国的に品薄状態になっている「令和の米騒動」で、岸田文雄首相(67)は27日、首相官邸で開いた食料安定供給・農林水産業基盤強化本部の会合でこう言い、坂本哲志農林水産相(73)に対応を指示した。

 品薄状態が続いているコメを巡っては、大阪府の吉村洋文知事(49)が政府備蓄米の放出などを含む流通状況の改善を求めている。だが、坂本農水相は同日の閣議後会見で、備蓄米の放出については「慎重に考えるべきものだ」として、消費者に対して必要な量だけを買うといった対応を求めている。

 ネット上では《岸田さん遅いよ。コメが食べられないよ》《品薄状態なのに放出しないなら備蓄米の意味がないじゃない》といった意見が散見される。

 だが一方では、《コメ農家ですが、ふつうに出荷しています。品不足の理由が分かりません。みなさん冷静に》《長距離トラックの運転手です。私だけで125トンの玄米を精米工場へ納入しました。それが何百台も全国の精米工場へ納入しているのですから、店頭からお米が消えるという事が全く理解出来ません》との投稿もある。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情