英サマセット州で“小さなヒーロー”誕生! てんかん発作を起こした母親を4歳娘が救う

公開日: 更新日:

 英国で4歳の女の子が、機転を働かせててんかん発作を起こした母親の命を救い、「小さなヒーロー」と話題になっている。

 8月25日朝、サマセット州ブリッジウオーターに住むリア・ビッグスさん(24)は自宅1階で発作を起こした。娘のライラちゃん(4)は母親のスマホで隣町トーントンに住む祖母(54=名前は非公開)に連絡しようとしたが、スマホはロックがかかっていて解除できない! しかしライラちゃんは2階にアマゾンの音声アシスタント「アレクサ」があることを思い出し、「アレクサ、おばあちゃんに電話して!」と指示したのだ。

 電話で事情を聴いた祖母はライラちゃんに「ママに『私がすぐ行くから大丈夫』と伝えて」と言って電話を切り、駆けつけてきた。リアさんは自宅で治療を受け、順調に回復しているそうだ。

 家族によると、ライラちゃんはアレクサで電話をかける方法を教わっていたが、母親の発作中にここまで冷静に行動できたことに心底驚いたという。さらに祖母はこう付け加えた。

「アレクサは発作が起きたときにすぐ使えるよう、2階のリアの部屋に置いていたんです。つまりあの子は苦しんでいる母親のそばから離れて『よし、私がママを助けなきゃ』と2階に上がって行ったんですよ。もう本当に誇らしいです」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手