フジ「めざましテレビ」で死亡事故騒動…ペット動画の“仕込み”&“ヤラセ”と事故リスク

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 亡くなったワンちゃんはかわいそうですし、飼い主さんのつらさも察しますが、多くの飼い主さんに考えていただきたいのは、動画投稿における“仕込み”です。番組では、「もう一度」からのガブ飲みが、“仕込み”や“ヤラセ”に当てはまるでしょうし、死亡事故の引き金になったとも考えられ、騒ぎになっていますが、一般の投稿でも、獣医師として首をひねりたくなる“仕込み投稿”はよく目にします。

 たとえば、ワンちゃんを驚かせ、ビックリして跳び上がるような映像です。1頭で垂直跳びのようなジャンプを繰り返したり、複数でジャンプをシンクロさせたり。笑える映像ですが、着地の失敗で膝を脱臼しやすく、腰椎ヘルニアのリスクもあります。

 ネコちゃんでは、新入りを既存のグループに突然対面させ、シャーシャーとケンカさせるようなシーン。互いにストレスをかけることで、その後も相性の悪さを引きずって、毎日毎日ケンカばかりということになりかねません。

■いつも通りの生活のワンシーンにとどめるべき


 ワンちゃんやネコちゃんの面白動画を撮りたければ、いつも通り生活している中でのワンシーンにとどめるべきだと思います。そこにたまたま出くわすのは大変ですが、自然体の映像こそ癒やしでしょう。

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