話題を集めた横浜・上永谷のリュウゼツラン 跡地を訪問してみた!

公開日: 更新日:

「ワイドショーで取り上げられたこともあり、日が経つにつれギャラリーが増えていった。伐採数日前からは、正直、うるさくてしょうがなかった」

 一方、伐採されたことについての感想は、「特段、ない」と断じるのだった。

「跡地」の取材を終えて次に向かったのは横浜市港南図書館。ここには伐採後のリュウゼツランの一部が標本として展示されている。

 案内をしてくれたのは、図書館の鈴木裕子館長。フロアの一角に置かれていたのは直径20センチ、長さ70センチ、重さ7.8キログラムのリュウゼツランの茎の一部だ。他にも、開花したあとに成った実に加え、茎の一部の断面から染み出てきた液体が固まってできたビーズ状の物体の展示もあった。

 リュウゼツランの展示を行っている理由として、「図書館では、地域でその時々に流行っている本についての情報はもちろん、それ以外の情報であっても新鮮な情報であれば常に取り上げていきたいと考えております」と語る鈴木館長。横浜市港南土木事務所の担当者がリュウゼツランを切るその瞬間を目にしたといい、「台風10号が迫り来る中、適切に処置されたと思います」と話した。展示ではリュウゼツランが伐採される際の映像も公開されており、曇り空の中、高所作業車に乗った担当者が8.5メートルまで育った茎を上から切り分けていく様子を見ることができる。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手