カトパン夫の2代目社長は令和の“買収王”? 食品スーパー「ロピア」の強みと盲点

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「元フジテレビアナ加藤綾子さんの夫である2代目社長が牽引し、31年度のグループ売上高2兆円を目標に掲げています。買収した会社にある程度自由度を持たせて、親会社の過度な介入で起こりやすいハレーションを回避しつつ、ロピア式を導入するところがうまい。ビジネススクールでMBAを取得しているグループ役員も少なくないようで、その成果が出ています」(小売業界関係者)

 ただ、業容拡大する中で懸念点もあるとのこと。

「EDLPが簡素化しがちなポップなどの販促に凝っていたり、売り場作りでも現場の負担が大きく、よほど向上心のある人でないとついていけないのでは」(前出の小売業界関係者)

 前出の渡辺氏もこう話す。

「原則現金主義が安さの秘訣の一つですが、ガソリンを消費して買い出しに来る層が少なくない中、ポイントを貯めたいなどの理由やその不便さからキャッシュレス化を望む声も少なくありません」

 成長著しい食品スーパーに、さまざまな点で注目が集まっている。

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