悪質ホスト問題に警察庁が示した「本気度」…国会でいち早く追及した議員からも拍手

公開日: 更新日:

 女性客に高額な売掛金を負わせたり、売春や風俗店への勤務を求めるなど社会問題化している悪質ホストを巡って24日、立憲民主党は党会合で警察庁の担当者らと協議した。会合では悪質ホスト問題を規制するため、同庁の有識者検討会が作成した最終報告書の説明が行われたという。

 昨年11月に悪質ホスト問題について、いち早く国会で取り上げた立憲民主党の塩村文夏参院議員が会合について説明する。

「最初はなかなか真正面から問題を受け止めてもらえませんでしたが、報告書の説明を聞き、ここまで強い決意を持って対策に臨んで下さるのだと思いました。会合では同問題の対策課の課長さんがハッキリと規制の方向性について示し、退場時には議員らから拍手が起きたほどでした」

 塩村氏が言うように、警察庁が会合で説明した報告書には、「ホストが女性客の恋愛感情につけ込んで高額飲食させる営業手法」「売掛金支払いのために売春や風俗店勤務を求める行為」「スカウト等から性風俗店が女性を紹介された場合、対価を支払う行為」などへの規制の必要性について言及されている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か