著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さまに早くも浮上する筑波大卒業後の進路…宮内庁が視野に入れる“次のシナリオ”

公開日: 更新日:

 悠仁さまの進学先が無事、筑波大に決まり、宮内庁はようやく平穏を取り戻した。皇室記者は「思いつめた顔をしていた西村泰彦長官を筆頭に、宮内庁の幹部たちは一様に胸をなで下ろしている」と話す。だが、関係者にとって安堵する時間はそれほど長くは残されていないようだ。「さっそく次のシナリオに向けて準備を始めなければならない」(宮内庁OB)からだ。

 先月25日、秋篠宮ご夫妻はトルコへの公式訪問を前に記者会見に臨まれた。そこで秋篠宮さまは悠仁さま自身が「海外で学ぶ必要性を感じるようになってきた」と明かした。「大学卒業後の留学が既定路線だと示唆したもの」(宮内庁OB)とみられ、周囲はすでにその準備に動きだしたもようだ。筑波大の宿舎に入るのか、赤坂から通うのかすら決まっていない段階で時期尚早にも思えるが、「国家間の折衝が必要なため、早く取りかからなければ間に合わなくなってしまう」(同)という。

 最有力は英オックスフォード大。英教育専門誌「THE」の世界大学ランキング最新版でもトップ評価の名門だ。悠仁さまが当初目指していた東大は28位。筑波大は351~400位となっている。徳仁天皇、秋篠宮さま、三笠宮家の彬子さまはいずれも学習院大卒業後にオックスフォード大に留学。すでに皇族の警備を経験しているだけに同大が「英国の当局にとっても最善の選択」(英字紙記者)となる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波