利用者の8割が外国人なのに「英語が話せなくても大丈夫」面接官が言った納得の理由

公開日: 更新日:

 外国人客に特別な料理や飲み物をオーダーされ、提供できない場合は「すみません。ご用意できません」と説明。相手はあっさりと納得してくれる。たまに無理をして要望に応えてあげると「ありがとう」と感激される。

 欧米人に接するときは堅苦しくせず、自然な笑顔でフレンドリーに対応したほうが喜んでもらえるそうだ。

 厄介なのは日本人客だ。

「日本人のお客さまは『なぜ用意できないの?』『ホテルのバーなんだから、なんとかしろよ』と要求してきます。外国人のお客さまのほうが対処しやすいです」

 滝川クリステルの「お・も・て・な・し」は、上下関係を振り回して暴走する日本人のためにあるのかもしれない。

 私の年齢は60代半ば。面接に呼んでもらったからには採用されるのではないかと期待したが、有藤氏は「弊社は応募された方、全員と面接する方針です。年齢や国籍などで差別はしません」。

 つまり老若男女、誰もが面接に呼ばれるわけだ。私に採用の通知は届かなかった。 (つづく)

(林山翔平)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手