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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

P&Gアリエールvs花王アタックどっち 液体洗剤の色や気になる香りは?

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液体洗剤編

 冬になり洗濯物は部屋干しが増えました。特に隣に建物ができて、日当たりが減ってなかなか乾かない。浴室乾燥機は電気代がかかるから使いたくない。でも、部屋の中でも暖房の下に干すと、花粉? ほこりが舞って、鼻のアレルギーがひどくなります。そうなると、気になってすぐ洗濯するようになり、結局、いつも家中、洗濯物だらけ。大変なことになっています。

 私のように神経質な人が増えたのでしょうか。衣類用洗剤の市場規模はコロナ禍以降、増加しています。市場規模は年間で約2400億円、20年間、増加傾向にあります。

 1世帯あたりの消費が増えている理由はそれだけではありません。柔軟剤や抗菌作用など高機能化された商品も増えましたが、直近では時短=タイパ商品が売り上げを押し上げています。

 昔は、衣類の洗剤といえば粉末がメインでしたが、2010年ごろから液体が9割を占めるようになりました。

 14年には、ワンショット型が増えました。ワンショット型は、価格が高めだというのに液体を使う消費者の9割のうち、なんと2割もワンショット型を使っているんです。ジェルボールで1回分ずつ小分けになっているので、計量の手間が省けます。最近では粉末のスティック型も出ました。

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