オープンハウスグループが「家じまい」に注力している理由は?

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 新築戸建て分譲や不動産仲介、マンションなどを手掛け都市部を中心に急成長中の「オープンハウス」。堺雅人が購入した分譲地を守るため怪獣と闘うCMでもおなじみだが、実は分譲と同じくらいグループで力を入れている分野がある。

「それは実家の『家じまい』に伴う不動産買い取りです」(オープンハウスグループ広報担当者)

 高齢だったり、実家の空き家を所有している人の中には、「売りたいけど、何から手をつけていいか分からない」という声も多い。同社が実施した「家じまいに関する意識調査」によると、売却を検討する中で心配や不安なことの1位は「希望の値段で売れるか」。そして次に多かったのが「売却にかかる手間」という回答だった。実際、家じまいの経験者に聞くと、「買い主が見つかるまで何度も内覧があり、時間と手間がかかった」(19.3%)、「名義変更などの手続きがよく分からず、手間取った」(16.3%)といった苦労体験が多かった。

「弊社の場合は、直接買い取りをしており、仲介手数料なし。契約までのスピードも速く、仲介のように内覧なども必要ありません。また、売却に向けた家の取り壊しやリフォーム、その他の費用も不要。必要書類の手配や行政書士の紹介などもサポートします」(前出の担当者)

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