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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

3M「スコッチ・ブライト」vsオーエ「泡キュット」を比較…スポンジの泡立ちや柔らかさは?

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「エンゲル係数」は28.3%(2024年)で先進国最高、食費の平均は8万2996円(世帯主が60歳以下の2人以上の世帯の場合)。知人の男性は妻に何十年も毎月、食費の7万円だけを渡していて、ついに“物価高離婚”されてしまいました。

 エンゲル係数にも欠点があります。子供がたくさんいたり、よく食べる夫婦だと食費が増えますし、服を買わずに食事だけ豪華にしていたら、その割合が高くなります。

 生活の習慣などによっても異なります。単純な貧困化を反映する指標ではありませんが、ひとつの目安になります。

 それにしても、長いことインフレーション対策をしなかった家庭もあるでしょう。保険を見直して保険料を減らしたり、家賃、住宅ローンなどの固定費を減らすことで物価が上がった分を調整するしかありません。

 でも、エンゲル係数が上がっているのも分かるように食費が重くなっています。

 もやし、こんにゃくはドラッグストアで買います。スーパーでは50%オフの野菜を買い、芯まで残さず食べるようにしています。鍋に残った汁まで翌日の料理に使っています。でも、鍋は洗わないわけにはいきません。ノロウイルス感染対策も大事です。とはいえ、水道代ももったいない。洗うお皿も減らしたいところ。

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