暗闇から光を求めて最後の旅? 深海魚チョウチンアンコウの“泣ける動画”が1億回超の大バズり!

公開日: 更新日:

 大西洋のスペイン領テネリフェ島の沖合で先日、深海魚のチョウチンアンコウが海面近くを泳いでいるのが目撃された。

 近くで海洋生物学者らとサメの撮影をしていた海洋写真家ダビッド・ハラ・ボグニャさんが垂直に海面に向かって泳ぐアンコウを海中で撮影。「この魚が海面近くを泳ぐところを撮影されたのは、おそらく史上初」とする動画を2月6日にSNSに投稿したところ、再生回数が1億2000万回を超える大バズリとなった。写真はそのひとコマだ。

「アンコウは光を求めて最後の旅をしたのではないか」などとロマンティックに解釈する人も多く、「言葉にならない……動画を見て泣いてる」「一生を暗闇に生きて、最後の瞬間に光を見つけたなんて詩的すぎる」などというコメントが寄せられている。

 その一方で「ピクサー映画じゃないんだから。ただの浮力の問題だろ」など客観的な意見も少なくない。

 映像では分かりにくいが、この魚の体長は6センチと極めて小型。ダビッドさんは、海面近くまで浮いてきた理由を「病気か海流の影響か、もしくは捕食者から逃れようとしたか」などと推測している。

 残念ながら、このアンコウは撮影後、間もなく死亡。ダビッドさんはその死骸をテネリフェ自然史考古学博物館に寄贈したそうだ。

  ◇  ◇  ◇
 深海や魚の神秘的な話って心躍りますよねえ……もっと読みたい人は■関連記事もぜひ!

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵含むプロ注目の高校生「甲子園組」全進路が判明! 県岐阜商・横山温大は岐阜聖徳学園大へ

  2. 2

    カズレーザーと電撃婚の二階堂ふみが向き合う“離婚家系”のジンクス…2人の価値観の食い違いが明らかに

  3. 3

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  4. 4

    巨人・坂本勇人&田中将大が現役続行へ…シーズン終盤でともに来季への好材料も

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚のカズレーザーはレギュラー2本消滅…共に人気女優射止めた山里亮太と"好感度"で明暗

  1. 6

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  2. 7

    世界陸上で注目のイケメン応援サポーター「K」って誰だ? 織田裕二に負けず劣らずの陸上愛

  3. 8

    自民党総裁選「小泉進次郎vs高市早苗」の一騎打ちにとんだ“伏兵”現る

  4. 9

    カブス今永昇太はポストシーズンの働き次第で「84億円」ゲット...去就はいまだ未定

  5. 10

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」