犬の「アトピー性皮膚炎」新薬の服用方法は? 毎日ではなく、頓服での利用も検討を

公開日: 更新日:

 ヒトでは、花粉症シーズンになりました。くしゃみや鼻水などで苦しんでいる方もいるかもしれません。アレルギーは動物も厄介ですが、このほどワンちゃんのアトピー性皮膚炎に適応がある新薬が発売されたため、今後、飼い主さんに勧められるケースが増えそうです。今回はその服用方法を紹介します。

 この新薬は、かゆみを認識する神経伝達物質をブロックすることで症状を抑える働きです。これに先駆けて使用されている薬もあって、どちらも作用のメカニズムは似ていますが、先発薬とはブロックする場所が異なるため、先発薬が効きにくくなったワンちゃんではとても効果的だと思います。実は、先行した薬が効きにくいというのが、ミソです。

 これまでアトピー性皮膚炎などの治療では、抗ヒスタミン薬やステロイド剤が中心で、それでも十分な効果がなければ、免疫抑制剤やインターフェロンといった強くて高価な薬が選択されることもありました。薬の強さゆえ、なるべく使用を減らすことが重要です。

 一方、先行する薬も新薬も比較的安く、1日1回の投与で効果が認められ、なおかつステロイドや免疫抑制剤のような長期投与のデメリットがないことから、連続投与が勧められることが少なくないようです。ポイントはそこにあります。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意