漫画家の予言「2025年7月5日に大災難」で問われる投資家としての資質
「結局、何だったのか……」となっている。
かかる漫画家が注目されたのは、くしくも1999年に出版した漫画の表紙に、「大災害は2011年3月」と書いてあったからだ。そして実際に「東日本大震災」が起こった。だから、みんな「この漫画はホンモノ」と信じてしまったのである。
しかし世の中に予言者や占い師といわれる人は、星の数ほどいる。たまたま当たった人だけを取り上げて、「この人はすごい!」と持ち上げるのはいかがなものか。
外れたところは無視し、当たったところだけをピックアップする。これは悪徳競馬サイトとまったく同じ手法。周りの人が寄ってたかって、漫画家を祭り上げているのである。
■都市伝説の域を出ていない
この手の話を「信じる」のもいいが、「話半分以下」が原則だ。
「信じるか信じないかはあなた次第」
都市伝説の域を出ていないからだ。
だが、この予言を利用して、“ホンモノの悪党”がいるのならば、話はまったく別となる。