「月刊ムー」はミステリーを捏造しているの? 発行元ワン・パブリッシングに聞いた

公開日: 更新日:

 UFOに雪男、ネッシーにノストラダムスの大予言など、創刊から45年にわたりオカルト雑誌としての地位を築き上げてきた月刊「ムー」。

 独自の仮説や異説を大胆に盛り込み、世相の裏面に至る幻惑的な編集内容となっているが、ことさら陰謀論をあおるようなことはしない。その信ぴょう性はどうやって高めているのか?

「突拍子もない話だからこそ、いつどこでだれがそんな体験、発言をしているかの基本情報を押さえています。ムーの記事は嘘ばかりだ! といわれますが、ゼロから捏造していることはなく、なにかしら発信源があるんです。例えば、『1981年生まれの日本人が世界を救う』という予言を記事にしていますが、これは有名な予言者に直接話を聞いた人の証言がもとになっています。そういった事実ベースの情報から、独自の見解、仮説に展開するのが雑誌編集の見せどころです」(発行元のワン・パブリッシング担当者)

 記事の取材テーマはどうやって決まるのか?

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"