大阪万博会場で水トラブルが続く理由…ユスリカ大量発生に続き、指針値20倍のレジオネラ菌

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■識者は衛生面のチェック体制を疑問視

「ウォータープラザ」の周辺で立て続けにトラブルが発生しているのには、理由がありそうだ。

「大阪湾の海水はもともとさまざまな物質を含んでいます。その海水を同じ場所にとどめておけば当然、レジオネラ属菌が増殖するし、水中に含まれる有機物を求めてユスリカが発生する。こうした問題が発生しているということは、水を濾過したり循環させたりする本来必要な浄化設備が、十分なものでないと考えられます」(建築エコノミストの森山高至氏)

 レジオネラ属菌は、エアロゾルと呼ばれる細かい霧やしぶきを吸い込むことで感染する。

「感染症など健康上のリスクを考えれば、噴水など人が水に触れる可能性のある設備をつくるなら、もっと細心の注意を払うべきでした。人工の水辺というのは本来管理が非常に難しいものです。主催者側の衛生面に対するチェック体制は本当に機能しているのでしょうか」(森山高至氏)

 開幕からもうすぐ2カ月が経つが、後手後手の対応は相変わらずだ。

  ◇  ◇  ◇

 万博協会のトラブルへの後手後手対応ぶりは、関連記事【もっと読む】などで詳しく報じている。

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