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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(10)通信費が値上がり…高齢者はあえて固定電話だけにしてハッピー

公開日: 更新日:

 最近は定年を機会に「固定電話じまい」する人も増えています。

 それでも履歴書には固定電話の欄があり、万が一、スマホが通じない緊急の場合などには必要と考える人もいるでしょう。

 そんな方には、詐欺防止に自動通話録音機能のある防犯機能付き電話機が必要です。買うと数万円しますが、電話機の呼び出し音が鳴ると、発信者に、「この通話は迷惑電話防止のために録音されます」というメッセージが流れます。詐欺の犯人には嫌がられてセールス電話も減ります。

■自動通話録音機を貸し出す行政も

 65歳以上には自動通話録音機を貸し出してくれる行政もあります。行政や警察署の窓口で申請すれば、自宅に郵送してくれたり、その場で受け取ることができます。

 高齢が進み足腰が弱ってくると、ほとんど家の中で過ごし、散歩くらいしか出かけなくなりますし、リウマチになったりで指を動かすのが痛くなり、スマホは使わなくなります。高齢者施設に入るとスマホの使用が禁止されているところもあります。上記の対策をとれば、逆にスマホを解約して固定電話だけで十分でしょう。

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