「ふるさと住民登録」は地方衰退の歯止めになるのか…「税の使われ方」を識者が疑問視
少子高齢化、人口減少による地方衰退に歯止めをかけるきっかけとなるか。先月29日、政府の有識者会議「新しい地方経済・生活環境創生会議」の初会合で提起されたのが「ふるさと住民登録制度」。コロナ禍以降のリモートワーク浸透で注目を集める二拠点居住の際、都市住民がもう一つの拠点を構える自治体に2カ所目の住民登録を可能にするなど、地方と継続的に関わりを持つ「関係人口」増加を目指したもの。
そこで注目されるのが住民税をもう一つの自治体とシェアする分割納税で、財政面で効果が期待されている。
■税の“無駄遣い”抑止につながるか
「一部人気リゾート地を除き、第2の住民票を登録してもらうには、自治体に相当な自助努力が求められます。ただ、自治体に直接入ってくる税収が増えることで、使途の無駄が減るかもしれません」(不動産アナリストの長谷川高氏)
長谷川氏が疑問視するのが、地方に交付、分配される税の使われ方だ。
「今多くの自治体がよりどころとしているのが国から交付、分配される税金です。しかし、地方の役人と接していると認識のズレを感じる場面がたびたびあります。税収減、財政難に直面する中、『自分たちの(地元から得た)お金じゃないので、遠慮なく使ったらいいじゃないですか』と悪気なく話す人が少なくありません。地方にはやたら立派な庁舎や博物館、観光施設など、いまだに必要性や採算性に疑問符がつく箱物が見られます。一方、維持管理コストがかかる給食センターなどの施設が今、民間に払い下げられている状況です」
■関連記事
■関連キーワード
-
【2025年人気記事】ファミマの名酒”ファミマルの泡”にコスパ最強の辛口が仲間入り! 控えめに言っても神すぎるワインに歓喜
-
新年に「良いスタートを切りにくい」星座は? おうし座は掃除嫌いな人に、てんびん座はカフェテリアに注意!/12星座別マンスリー「警告メッセージ」占い
-
【2025年人気記事】「更年期じゃね?」「おばさん、更年期(笑)」適当な情報を鵜呑みした女子大生たちが悪いのか?【日日更年期好日 #13】
-
【2025年人気記事】ひぇぇ~! 恐るべき「ドクダミ」の繁殖力、引っこ抜くのは絶対NG。罪悪感もお金もかけない除去方法は?
-
【2025年人気記事】大谷翔平夫妻は第5位!「理想の夫婦像」ランキングが発表に。令和の時代、大事なのは“経済力”じゃない?
-
2025年 あの事件・騒動の今 秋田東成瀬村でクマに襲われた男女4人が死傷…夫婦の悲鳴を聞き助けに向かった地元青年が犠牲に
-
【2025年人気記事】男性に聞きたい。自分よりずっと「若い女」と本気で付き合いたいんですか? 中年女の“やっかみ”と言われても


















