元迷惑系YouTuberが奈良市議に…へずまりゅうと「口先政治家」への絶望感

公開日: 更新日:

〈少し改心しただけで「すごく良い人」に見られるのは正直違和感しかありません〉なんて冷ややかな見方もネット上には少なくない。

 参院選と同日に投開票された奈良市議選(定数39)で、無所属新人で元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう(34)が初当選した。

「55人が立候補し、へずまさんは8320票を得て3位当選。もっとも、当日有権者数は29万2000人ほどですから、3%弱の支持を集めただけです。若者が面白がって軽いノリで投票した」と地元関係者は苦笑する。

 契機となったのは昨年7月、中国人とみられる人物が奈良公園の鹿を蹴る動画が炎上したこと。

「へずまさんは東京から奈良に通うようになり、外国人観光客から鹿を守る活動を始めた。今年1月には奈良市に移り住んで朝からパトロールする姿をSNSでアピール。外国人問題を訴える活動が若者を中心に支持されたわけで、〈日本人ファースト〉をキャッチフレーズに“外国人憎悪”をあおった参政党に通じるものがありますよね」(前出の地元関係者)

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」