10年前に紛失した財布が!24万キロを旅して米ミシガン州の持ち主に戻った不思議な“運命”
整備士のチャド・ボルクさんは、この車の冷却ファンの交換作業にエアフィルターボックスがうまくはまらないことに気づいた。詳しく調べたところ、トランスミッションとエアフィルターボックスの間に挟まった三つ折りの財布を発見したのだ。
財布の中には、15ドル(約2200円)の現金、運転免許証、フォードの従業員身分証、ギフトカード、そして色あせた宝くじなどが入っていた。財布の状態は驚くほど良好だった。
チャドさんは財布に記載された情報からリチャードさんをフェイスブックで探し出し、先日、「財布をなくしたことはありませんか? 車のエンジンルームで見つけました」とメッセージを送った。リチャードさんは驚がく。「10年以上前の謎が解けた瞬間だった」と語った。
チャドさんはリチャードさんの身元を確認し、すぐに財布を郵送した。財布は息子たちからのクリスマスプレゼントだったそうで、このままの状態で自宅キャビネットに飾り、孫やひ孫たちにこのエピソードを伝えたいとしている。
SNSでは財布の不思議な“運命”への驚きとともに、チャドさんの誠実な人柄にも称賛の声が上がっている。
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