ヒグマによる登山者襲撃事件が知床観光に与える多大な影響…問われる「自然との共存」の形

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「以前から注意喚起や啓蒙活動に取り組んできましたが、それも限界がある。ヒグマによる被害が続くようなら、将来的に登山客だけでなく、知床国立公園全体に入山規制をかけるなど、根本的な見直しが必要になるかもしれません。知床にはそれなりのキャパシティーを持っている宿泊施設もあるので、全体の入山規制になると大打撃です。このままずっと登山道を閉鎖していたら、ヒグマの天国になってしまいます」(前出の観光業者)

 冬眠前の栄養補給期にあたる9月以降、クマによる人身被害が急増する傾向にあることから、より警戒が必要だ。

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