漫画原作者・やまさき十三さんが釣りにハマったのはハゼ観音様の導き「いまも自宅に祭っています」
針が観音様に引っ掛かった
実は、連載の話をいただく前に自宅の近所でハゼ釣りをしていたら2匹釣れて、なお続けていたら、針が何かに引っ掛かった。針を外そうと近くにいくと観音様でした。その観音様とハゼ2匹を自宅に持ち帰り、ハゼは桶に水を入れて生かしておき、観音様は洗って棚に置いておきました。
まさにその日、洋品店を営む姉が店の運気を占ってもらうついでに、私の原作者の名前も占ってもらっていました。そのお告げが、何と「生きた淡水魚を川に放せ」というもので、あのハゼ2匹を川に返したのです。
一方、神社の神主さんに観音様の保管法を聞くと、「酒1升と一緒に供えてお清めすれば問題ない」とのことで、それもその通りにしました。
それからです。漫画連載の話がトントン拍子で決まったのは。お話しした通り連載の話をいただいたときは釣りの初心者。編集者には「釣りの詳しい話は書けないが、釣りにのめり込む人の話なら書ける」と正直に伝えると、「それでOK」と言われたんです。釣りにハマったのはハゼ観音様の導きで、いまでも自宅の神棚に祭っています。 (構成=清水美行/日刊ゲンダイ)
▽やまさき十三(やまさき・じゅうぞう) 1941年宮崎県都城市生まれ。早稲田大第一文学部卒業後、東映東京制作所の助監督として「プレイガール」「柔道一直線」などを担当。その後、漫画原作者に転身し、「釣りバカ日誌」(画・北見けんいち)が大ヒット。
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