【カサゴ】夜釣りも楽しめるオープン2年目の穴場
【ハゼ】半日で50匹も期待できる江戸前の風物詩
■境川(千葉県浦安市)
夏から初秋にかけての江戸前の風物詩といえばハゼ釣り。年によって好不漁はありますが、今年はまずまず。江戸川放水路をはじめ多摩川、京浜運河などポイントは多数あります。ここではJR新浦安駅近く、高架橋の下を流れる境川をご紹介します。
駅を降りたら、海と反対側の出口を出て、大通りを東京方面に3分ほど歩くと、境川にかかる今川橋に出ます。これを渡って川沿いに下って行くと、整地された護岸にたくさんの釣り人が見えてきます。ポイントは河口近くまで幅広いので、自由に選んでください。
釣り方は簡単。ウキ釣りでも、2号くらいのオモリをつけた天秤もしくは胴突き仕掛けでもOK。餌はアオイソメ。この時期は型が7~10センチと小さいのでハリは3号くらい。頭を取ったアオイソメを1~2センチ以下に切り、ハリの軸を通して真っすぐに付けます。長く垂らしすぎるとかじられるばかりで、なかなかハリ掛かりせずイライラします(笑)。
いい日に当たって、合わせ上手なら半日で50匹くらい釣れることも。地元のベテランの方によれば、エサはホタテの貝柱を小さめに付けてもいいとのこと。いろいろと試してみてください。
このサイズは唐揚げにすればビールのツマミにサイコーです。釣り場近くには駐車場がないのでクルマは駅近くに止めてください。あと護岸は広々としており、手すりもあり安全ですが、満潮になると数センチ水に浸る場所があります。荷物が濡れないように。日よけはありませんから帽子は必須です。
▽松本秀夫(まつもと・ひでお) 1961年、東京都生まれ。ニッポン放送「ショウアップナイター」のプロ野球中継アナウンサーとして活躍。2017年にフリー。「三度の飯より釣りが好き」な業界の太公望。

















