クマ被害のあおりで秋田の「夜の街」からも悲鳴が…歓楽街はキャンセル相次ぎガラガラ

公開日: 更新日:

 事態を重く見た県は11月17日から飲食業者を対象とした専用窓口を設け、相談に乗っている。

「個別には『お客さんがパッタリ来なくなり、経営が非常に厳しい』という相談がありました。県内では飲食業や小売業で客足が減り、売り上げが減少。クマが怖いという理由で営業時間を短縮したり、休業した店もあります。子どもの送り迎えのため、勤務時間の調整や休みが必要になり、事業者にも影響が出ています。屋外イベントも中止になり、キッチンカーが出店できなくなり、入場料も入りません。イベント用に仕入れた食材が無駄になるケースもあります。この状態がいつまで続くのか、それに合わせて相談窓口を継続する予定です。早く落ち着いて欲しいのですが、こればっかりはクマがいつ冬眠するのか。早く冬眠するのを願っています」(県産業政策課担当者)

 クマが冬眠するまで怖くて出歩くこともできず、飲みにも行けない。住民のストレスはたまるばかり。飲食業者も一刻も早い冬眠を待ち望んでいる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ