日置市立ふきあげ図書館(鹿児島県)百年杉に寄りかかりながら島津、西郷ら4000冊の郷土資料が読める

公開日: 更新日:

絵本作家・武田美穂さんがデザインしたオリジナル貸し出しバッグを用意

 蔵書は約7万冊。そのうち約4000点を占める郷土資料の充実ぶりも圧巻だ。かつてこの地を治めた島津氏ゆかりの資料や西郷隆盛にまつわる逸話、伝統文化・行事である妙円寺詣りや伊作流鏑馬(いざくやぶさめ)、南薩鉄道関連の資料など、歴史・鉄道ファンにとっては宝の山である。

「幕末から維新期にかけての貴重な公文書『伊作郷御仮屋(いざくごうおかりや)文書』の複製資料も所蔵しており、これを目当てに研究者が閲覧に来ることも珍しくありません。もちろん専門資料だけでなく、エンタメ要素も充実。DVDコーナーは6ブースあり、ジブリディズニー作品も視聴可能です。2人掛けソファはゆったりとして、長時間でも座っていられますよ」(同)

 郷土資料の一部は貸し出し不可だが、一般書を借りる際は手ぶらで来館しても心配無用。絵本作家・武田美穂さんがデザインしたオリジナル貸し出しバッグを用意してくれている。

「せっかく立ち寄ってくださった方に、『借りたくても借りられない』なんて思いをしてほしくありませんから」(同)

 飲料はフタ付きの容器なら持ち込みOK。腹が減ったら、隣接する「どくしょの森公園」へ繰り出し、緑に囲まれたあずまやで弁当を広げるのもおすすめだ。

●住所 鹿児島県日置市吹上町中原2775-2(℡099・245・1711)
●開館時間 午前9時~午後6時、土日祝は午後5時(休館日は月曜、第3金曜、蔵書点検期間、年末年始)
●アクセス バス停・伊作(鹿児島交通)から徒歩約1分

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  2. 2

    北陸新幹線の延伸ルート「桂川案」に決定でも難航必至…問題解決の奇策「フリーゲージトレイン」の可能性を考えてみた

  3. 3

    暫定措置は7月で終了へ…「資格確認書」「マイナ保険証」迫るタイムリミットの対処法

  4. 4

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  5. 5

    飛行機に乗ることが目的でいいのか? 『沸騰ワード』人気企画「マイル修行旅」に向けられる厳しい視線

  1. 6

    「元祖」2店もタモリもマツコもバラバラ…シーズン到来の冷やし中華は具材もタレも我流がうまい

  2. 7

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  3. 8

    オランダ訪問の晩餐会での天皇のスピーチと雅子皇后…"旧宮家"に求められる「皇室外交」と担い手の難しさ

  4. 9

    司法試験へのパソコン導入で「変わること」「変わらないこと」

  5. 10

    松下洸平「電撃婚」のお相手も?「プロ彼女」の“日陰”すぎるリアル

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    AKIRA版はなかったことに? 反町隆史GTO放送開始で荒ぶる「2012年派」

  3. 3

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  4. 4

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  5. 5

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー

  1. 6

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン

  2. 7

    ついに1ドル=163円突入で「円安倒産」ラッシュ深刻懸念…すでに前年同期から3割増

  3. 8

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    震災で家族を心配する選手たちに星野監督が怒号「おまえらは野球だけしとりゃあええんじゃ!」