米国で心臓手術を受けたエチオピア少年が医療技師に! 執刀医と再会、共に手術の感動物語

公開日: 更新日:

 血栓予防のための薬物管理が必要だったため、米国に長期滞在せざるを得ない状況となったが、その時、別の救世主が現れた。アレン・ドーラーさんという循環器内科医の夫妻がメスフィンさんを養子に迎え入れ、治療を支えたのだ。

 メスフィンさんはその後、ジョージア州立大学で学び、結婚して2人の子どもを授かった。専門教育を受けた後、ベイラー医科大学テキサス心臓研究所で灌流士のトレーニングを修了した。

 メスフィンさんは米国で家族と生活を送りながらも、エチオピアへの強い思いを忘れていない。非営利団体「ハート・アタック・エチオピア」を通じて故国を訪れ、現地の心臓手術ミッションに参加している。

 そして24年8月のミッションで、かつて自分の命を救ってくれたカウテン医師のチームに入り、手術に参加したのだ。メスフィンさんは灌流士として人工心肺装置を操作するだけでなく、現地のアムハラ語のネイティブスピーカーとして患者や家族とのコミュニケーションをサポート。現地の患者が安心して治療を受けられるよう重要な橋渡し役を果たした。写真はその際のひとコマだ。

 この再会のドラマは昨年末、米紙ワシントン・ポストが報じたのを皮切りに複数のメディアが取り上げ、感動と共感が広がっている。

  ◇  ◇  ◇
 感動のエピソードをもっと読みたいアナタは、下の■関連記事も是非どうぞ!

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る