国立大学なら入学辞退率がゼロに近いはずだけど実態は? 有名私立と天秤にかけられる意外な大学

公開日: 更新日:

 入学辞退率が2%以下の国立大学は、宮城教育大1.5%、東京大0.3%、東京芸術大0.2%、一橋大1.3%、名古屋大1.9%、豊橋技術科学大2.0%、滋賀医大1.9%、京都大0.3%、京都工芸繊維大2.0%、大阪大1.4%などである。東京大や京都大、大阪大などトップクラスの難関大学で入学辞退率が低いのは当然だ。豊橋技術科学大と京都工芸繊維大はその独自な学びを追求する受験生が多いためであろう。

■有名私大との併願が多い大学では辞退率が高くなる傾向

 逆に入学辞退率が10%以上の国立大学は、室蘭工業大学30.5%、北見工業大学46.3%、茨城大14.1%、群馬大11.2%、埼玉大11.6%、電気通信大10.6%、横浜国立大14.5%、上越教育大10.3%、福井大10.7%、信州大10.4%、滋賀大15.5%、兵庫教育大11.2%、和歌山大17.4%、鳥取大14.0%、徳島大14.0%、香川大10.3%、佐賀大10.3%、大分大10.3%、宮崎大13.4%、琉球大12.4%などとなっている。

 室蘭工業大と北見工業大は前年の入学辞退率も高い。茨城大学から横浜国立大学までの首都圏の国立大学は、有名私大との併願が多く、合格者がそちらに流れる。滋賀大や和歌山大なども大阪公立大学や関関同立などと併願が多いからだろう。(教育ジャーナリスト・木村誠)

 ◇  ◇  ◇

 ●【関連記事】では、著者が最新の大学事情を解説しています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  3. 3

    反町隆史「GTO」は視聴率3%台に…同じ“復活作”でも「プラダを着た悪魔2」と明暗分けた大きな違い

  4. 4

    高市首相が改造人事で払わされる代償…消費減税めぐり麻生副総裁の「要望」を一蹴していた

  5. 5

    故・可愛かずみさん結婚直前“謎の死”から27年…親友・川上麻衣子の投稿で思い出されること

  1. 6

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  2. 7

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度