突然のシカ騒動で大阪市が大慌て…“押し付け”を拒否した奈良県のもっともな言い分

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 奈良県から回答を受けた大阪市の横山英幸市長は府内で受け入れ先を調整するとし、シカは「市動物管理センター」で一時保護される。

 騒動勃発後、テレビ局は現場にリポーターを派遣し、生中継でシカの行方を追いかけるなど、総力取材。一方、奈良県には「連れて帰らな、かわいそうやろ」といった声が寄せられていた。

■クマやイノシシと同じ扱い

「現在いる場所を生息地としていますが、奈良市内に生息するシカであっても農業被害を防止するため、許可を受けた上で保全に影響がない範囲で必要な頭数を駆除しています。今年になって450頭を駆除しました。大阪で見つかったからといって、農産物や人に被害を与える可能性のあるシカを『奈良県産だろう』と送り返されても困ります。逆にクマやイノシシを違う場所から連れて来られ、現地で放獣されたら住民はどう思うのかということです」(奈良県の担当者)

 奈良県内には約6万5000頭(2020年時点)の「ニホンシカ」が生息し、隣接する京都や大阪から移動してくる個体もいる。奈良公園にいるシカは1465頭だが、奈良市内において「天然記念物」の対象となるシカは数千頭に上る。いちいち騒いでいたらキリがなく、そもそも今回捕獲されたのは、「普通のシカ」だ。

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