(1)新年度に見直したいお金の新常識 iDeCo&退職金「10年ルール」でどう変わる?定年前に確認を
10年以内に受け取る場合には、勤続年数の重複部分に対応する退職所得控除額が差し引かれることになります。また、iDeCoを先に一時金で受け取った場合には、退職所得控除が復活するまで20年必要になります。
では、10年ルールのもとではどうすればよいのでしょうか。やはり両方を一時金で受け取る場合は、できるだけ期間を空けることが重要になります。間隔を空けることで退職所得控除が徐々に復活するからです。
退職所得控除の計算では、勤続年数20年以下の場合、1年あたり40万円分が加算されます。つまり、4年間あければ160万円分の控除が復活する計算になります。
さらに一つの方法として、27年からはiDeCoの加入可能年齢が70歳まで延長されます。この制度改正を利用する方法もあります。たとえば早期退職で57歳で退職金を受け取った場合でも、iDeCoへの加入を70歳まで続けることで、その期間分だけ退職所得控除の年数を増やすことができます。この間の掛け金は最低額の5000円でも問題ありません。

















