著者のコラム一覧
長尾義弘ファイナンシャルプランナー、日本年金学会会員

徳島県生まれ。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『60歳貯蓄ゼロでも間に合う老後資金のつくり方』(徳間書店)、『投資ゼロで老後資金をつくる』(青春出版社)『保険の選び方大全100』(自由国民社)。年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』、『定年前後の手続きガイド』など多数。http://neo.my.coocan.jp/nagao/ X(旧Twitter):@neo_sigh

(1)新年度に見直したいお金の新常識 iDeCo&退職金「10年ルール」でどう変わる?定年前に確認を

公開日: 更新日:

 一時金と年金を併用する方法は、受取額が退職所得控除を超える場合に有効です。退職所得控除の枠内で一時金を受け取り、超えた部分を年金として受け取ることで、税負担を分散させることができます。これが退職金の受け取りの基本戦略でした。

 ところが、2026年からの制度改正によって状況はやや複雑になりました。その大きなポイントが「5年ルール」から「10年ルール」への変更です。これを知らないと、税金面でかなり大きな差が出る可能性があります。

 従来の5年ルールでは、たとえば60歳でiDeCoを一時金として受け取り、その後65歳で退職金を一括で受け取ると、退職所得控除をそれぞれに適用することができました。5年以上の間隔があれば、退職所得控除が「復活」する仕組みだったからです。
しかし26年からは、この期間が10年に延長されました。退職金を受け取ってから10年間あけないと、退職所得控除は復活しません。

 仮に60歳でiDeCoを一時金として受け取った場合、退職金を70歳で受け取るというのは、現実的ではないケースも多いでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  5. 5

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  1. 6

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 7

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

  3. 8

    混戦制した河本結の"自己中プレー"に中継解説者が苦言…人気女子プロに問われるモラルとマナー

  4. 9

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 10

    ますます劣化する高市官邸…ポテチパッケージ白黒変更を「カルビーの売名行為」と幹部暴言しSNS大炎上